Sony Style(ソニースタイル)

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2006年02月10日

●まぁ、怒っちょし。

今日、小粋空間さんのテンプレートを利用させて頂き、サイトのレイアウトを変更。今まで、カレンダー表示がうまく出来ず、四苦八苦してしまった。
この先Movable Typeと付き合っていけるのだろうか?とても心配になってきた。
でも、今までもSEとしてのスキルをつけるまでにはこんな事がしょっちゅうあった。
些細な知識も積み重ねる事により、まともな知識となる。
常にそう思いながらコンピュータとお付き合いしている。

仕事柄、顧客にコンピュータに関する事(ハード・ソフト共に)で指導している時いつも思う事がある。
『何で同じこと何回も聞くの?』
『さっき教えたばっかじゃん。』
『この前教えたばっかじゃん。』
『もう忘れちゃったの?』

顧客はコンピュータの事を、相当難しく、また危険な存在か何かみたいに考えているのだろう。そりゃそうだよね・・・。ちょっとでも間違ったオペレーションすればすぐに機嫌を損ねるもんね。コンピュータって・・・。
でも、最初はだれでもそういった経験を積んで、気が付くとコンピュータとまともに対話ができるようになるんだよね。
だから、俺はオペレーション指導の際、
「とにかくたくさん間違ってください。そしてその都度、私に聞いて今、分からなかった事を解決して下さい。」って言う。

1度目はしっかり教える。

2度目は軽く教える。

3度目は・・・怒る。

・・・?!

顧客を怒るなんて、とんでもねぇ!!
自分でもそう思う。
でも、2度言っても分からないって事は、何かインパクトがある事があれば次は絶対忘れないだろう・・・。そう思って、いつも「怒る」事をする。

本当はとても悪いことをしたなぁ・・・といつも後悔している。

でも、その甲斐あってか、それとも顧客がみんな優秀な担当者だったからか分からないが、お蔭様で俺の顧客はみんな一人立ちしている。(・・・と思う。)

おそらく、自分で一度は考えてみる(悩んでみる)というスキルが付いたのだと思う。
そして、自分で調べてみよう・・・というスキルも同時に付いたのだと思う。
それでいいんだよ・・・それで・・・。
それが一番大事な事なんだよ。

俺だってその積み重ねで、今もコンピュータと仲良く?接している。(たまに機嫌を損ねるが・・・機械ものだからしょうがない・・・)
別に俺は利口でも何でもない。ただやってきた事、悩んだ事を忘れないようにしているだけ。

千里の道も一歩から・・・塵も積もれば山となる・・・。
なんでも積み重ねが大事じゃ!!

なんか、とても偉そうな事をずらずらと・・・すまぬ。

せっかく分からないことが具体的になったら、じゃんじゃん聞いてくれ!!
そこで聞かないでいつ聞くんだ?
分かるまで説明してあげるから。
今度は怒らないで丁寧に説明するから・・・。

端くれSEのたわごとでした・・・。


「怒っちょし」は甲州弁で「怒るなよ」の意。